当事務所では相続の無料相談を実施しております。
藤沢市をはじめ神奈川県全域から沢山のご相談をいただいておりますので少しでもご不安がある方は是非お気軽にご相談ください。
今回は当事務所にご相談に来られた複雑な相続のケースを紹介します。
また相続人に面識のない方がいるケースでは揉めてしまうリスクもありますので、お早目に専門家にご相談いただくことをお勧めします。
ご相談の概要
ご相談者様の陽子さんは夫(博之)さんが急死し、相続手続きを開始しました。
夫婦間に子供はいませんでした。
夫の両親や弟もすでに他界していましたが、妻は夫との生前の会話で、夫には異母兄弟が存在することを聞いていました。
その方とはほとんど交流が無く、詳細を聞いたこともありませんでした。
そのため、異母兄弟の兄が実際に相続人にあたるのか、現在生存しているのか等、何もわからない状態でした。
ほとほと困り果てて、陽子さんは当プラザに相談にお見えになりました。
当プラザのサポート
当プラザは、まず戸籍を集め、相続人を特定することから始めました。
その結果、夫に異母兄弟の兄が存在することが判明し、相続人は妻である陽子さんと、夫の異母兄弟太郎さんであることが確認されました。
住所も調査し、現在隣の市に住んでいることが判明しました。
続いて、当プラザは、太郎さんに手紙を送り、博之さんが亡くなったこと、太郎さんが博之さんの相続人であることをお伝えし、相続手続きに参加していただくようお願いしました。
10日ほど経った頃、太郎さんから当プラザに電話が入りました。
突然の手紙で戸惑っているようでしたが、経緯を丁寧に説明し、相続手続きに参加していただくことを了承していただきました。
相続人全員の依頼を受けたことにより、預貯金の解約や保険手続き等を進め、無事相続手続きを終えることができました。
相続手続きはまず戸籍を調査し、相続人を特定することから始まります。普段見慣れない戸籍をみて、知らない相続人の存在を見つけるには大変な労力がかかります。
当事務所は相続手続きを数多く取り扱っております。相続手続きに困ったときは、専門家のアドバイスを聞くことをお勧めします。
この記事を担当した司法書士
トラスティ藤沢司法事務所
代表
山脇和実
- 保有資格
司法書士、宅地建物取引士
- 専門分野
-
相続・遺言・生前対策・民事信託・不動産売買
- 経歴
-
司法書士事務所での10年の経験を経て独立し、トラスティ藤沢司法事務所の代表を務める。「相続は、亡くなった方の思いを推し量ろう」、「相続は、和をもって尊しとなすが大事」、「完全無欠な平等は不可能、遺産分けは互譲が必要」をモットーに、依頼者の内にある悩み要望を推し量り、顧客満足に繋がるよう努めている。また、勤務時代を含めて担当した相続・売買案件は3000件以上に上り、相談者からの信頼も厚い。
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