藤沢・鎌倉相続遺言相談プラザでは相続手続きの後のお客様のご要望にも親身に対応させていただきます。

今回は相続の後にお墓についてもお悩みをお持ちのお客様のお手伝いをさせていただいた事例を紹介します。

ご状況

遺産承継手続きからの流れで新たにご依頼いただいた事例です。

数年前に亡くなられたお兄様はご自身で購入されたお墓に入っていましたが、奥様も最近施設に入所され承継者もいなく、ご依頼者様も高齢になり、足も悪く複数のお墓の管理をするのが大変なので先祖代々のお墓に一つにまとめてしまいたいとのご要望でした。

一度はご自身で手続きをしようと試みたが書類がたくさんあり諦め、当事務所へ依頼されました。

藤沢・鎌倉相続遺言相談プラザの提案&お手伝い

宗派、現在の入っているお墓、改葬先のお墓の状況よっても様々な手続きの方法があります。

今回の例は現在お骨の入っている納骨堂から、お持ちの先祖代々のお墓への改葬でした。

ご依頼者様は足が悪く、手続きに出向いたり当事務所への来所にも遠方で大変でしたのでお宅まで出張にてお伺いし、詳しいお話を聞いて手続きを始めました。

一番重要なのは改葬当日までの段取りにあります。

全体的なスケジュールを把握しながら手続きを進めていかねばなりません。

手続きを間違えたり必要書類が足りなかったりするといざ改葬当日にお骨を入れてもらえないなどの事も有りうるかもしれません。

複雑な事務手続きも当事務所が代行して行います。

現在の納骨場所が墓石のあるお墓ですと、お墓を解体し、更地に戻す等の段取りも必要となる場合もあります。

今回は納骨堂から墓石のある所への改葬でした。

まず始めに双方のお墓管理者様へ連絡し、現墓地に改葬の旨お伝えし、先祖代々のお墓のあるお寺様へ、改葬し、納骨して頂きたい旨を当プラザよりご連絡致しました。

次に市役所へお骨を移動させるのに必要な書類の申請手続きをし、許可証の受け取りを行います。

こちらの手続きもその方によって必要書類が数枚になる場合もあります。

同時進行にて今入っているお墓を解約する手続きも行いました。

許可証が発行された後は、ご依頼者様、双方のお墓管理者様との改葬日の日程調整をし、法要の仕方、日程の段取りを取りました。

ご遺骨取り出しの際も閉眼供養等、法要を執り行う場合もあり、そちらの手配もさせて頂きます。

日程が決まった後は同じ市内での移動でしたが、お骨を持っての移動ですので、車の手配を行いスケジューリングを決めさせていただきます。

当日はご依頼者様お一人での参列で、一人だけでの法要、納骨は心細いとの事で藤沢・鎌倉相続遺言相談プラザ職員が、お骨の引き取り~法要・納骨までの最初から終わりまでをご一緒させて頂きました。

この記事を担当した司法書士

トラスティ藤沢司法事務所

代表

山脇和実

保有資格

司法書士、宅地建物取引士

専門分野

相続・遺言・生前対策・民事信託・不動産売買

経歴

司法書士事務所での10年の経験を経て独立し、トラスティ藤沢司法事務所の代表を務める。「相続は、亡くなった方の思いを推し量ろう」、「相続は、和をもって尊しとなすが大事」、「完全無欠な平等は不可能、遺産分けは互譲が必要」をモットーに、依頼者の内にある悩み要望を推し量り、顧客満足に繋がるよう努めている。また、勤務時代を含めて担当した相続・売買案件は3000件以上に上り、相談者からの信頼も厚い。


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